天満別院では、去る7月14日(日)14時より2階仏間にて同朋の会が開催されました。
職員とご門徒の皆さんと一緒に同朋唱和を勤めた後に、大阪教区第7組 敎應寺住職 建部 智宏師に『正信偈』の赤本でいうとP.26〜P.27の「善導独明仏正意〜即証法性之常楽」についてお話をいただきました。
この中国で活躍された善導大師は親鸞聖人が、深恩を感謝されている7人の高層の中で5番目に挙げられている方です。その善導は29歳の時に道綽禅師より教えを学びました。
先生からは、その時代、諸師は厳しい修行によって、浄土のありさまを念じ続ける「観想の念仏」によらなければならないとされていたが、善導大師はそれに対して、特定の条件のもとにいる人しかできない修行を求めることは、釈尊の教えの本意ではないとして、誰もが称えられる「称名念仏」こそが往生の道であると説かれているのだと教えていただきました。
今回は3連休の中日で雨も重なり、いつもより参加される方も少なかったこともあり、座談形式でお話をいただきました。
次回の同朋の会は9月8日(日)を予定しております。
皆様お誘い合わせのうえ、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。