12月 定例法話開催の報告

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昨年12月24日(火)に定例法話が開催され、方廣寺 間口美代子師をお迎えし、「古代インドにおける輪廻と解脱」という講題のもと、ご法話をいただきました。

師は大谷大学の学びを通して、更に専門的な学びへとドイツに留学し大学院でインド哲学を学ばれたとお聞きしました。

ムンダカ・ウパニンセットと言われる古代インドの祭式は地上界から天界に往くヤサの楽園と称しまさにパラダイスを願う宗教が隆盛を極めた。古代インドの儀式はバラモン至上主義を中心に展開されていった歴史と「梵我一如」という解脱の心境を語られました。

以後お釈迦様の誕生に依って仏教が説かれ、姿・形がないので見ることもできない「いのち」に対し、瞑想の中で憶念し「無我」に辿りつかれたのでありました。

「大変、理解しがたい話であった」と一ご門徒は語りつつも、「普段聞けない新鮮なお話」だと感想を述べられていました。

次回は、1月24日(金)に定例法話がございます。近日中に改めてご案内いたします。