御本尊を見られる参詣者の様子
解説中の天満別院本堂の様子
この度、天満別院では「快慶の遺風」と題し、大阪市教育委員会・大阪密教美術保存会・真宗関係史料保存会主催、朝日新聞社共催のもと12月18日(火)〜12月19日(水)の午後1時から午後4時までの間、阿弥陀如来立像を特別公開いたしました。
このような特別公開は天満別院では初めてのことでしたが、両日ともに天候にも恵まれ、300名を超える方々がお越しくださいました。
輪番から「別院はどこどこまでも400年に亘って阿弥陀佛のみ教えに耳をそばたてて、聴聞されてきた念仏道場であります。そして本願念佛の真実なることを宗祖親鸞聖人をはじめ蓮如さん、教如さんがご苦労され、先達の方々が命をかけて伝え残してくれた大切な建物である」との挨拶があり、その後担当の大阪市教育委員会 鈴木慎一さんから資料に基づき、詳細に阿弥陀如来像と別院の歴史を熱っぽく語られました。
今回の特別公開を機縁に、皆様方に天満別院を知ってもらえたことは非常に嬉しく思います。