天満別院では、今月の定例法話に大阪教区第13組 願乘寺 田中 寛子師をお招きし、「しあわせとは」という講題のもとお話をいただきました。
田中師はご自身の病床体験を通して、「人はしあわせ・豊かさを求めて生きているが、本当の豊かさ・本当のしあわせとは何かを考えて欲しい」と述べられました。
また先師から「人は生まれてからの願いに先立って、生まれながらの願い(いのちの願い)を持っている」と教えらたとも話され、「しあわせとは、いのちの長短・病気の有無や貧富ではなく、無量寿にであい、泥水に蓮の花が咲く如く苦しみ、悲しみが功徳の縁になっていることに気づかせていただきましょう」と、優しく問いかけてくださいました。