「Q&A」数珠の紐が切れました。悪いことが起きないか心配です。

投稿日:

答え

 安心してください、あなたの身に何が起こるかわかりませんが、数珠の紐が切れたことがその直接の原因とは考えられません。

「茶柱が立つと縁起が良い」「四つ葉のクローバーを見つけると幸福になる」「友引の日には、友を引くといけないから、お葬式はあげない」などなど、ちまたには縁起をかつぐこと(噂)があふれています。それらは根拠がある確かなことでしょうか?そのようには思えません。ただ、今日の運勢やラッキーカラーなど、チョットしたアドバイスが、あなたの行動を変え幸運が巡ってくることがあるかもしれません。

阿弥陀の教えによれば、そのようなことで一喜一憂しないことが大切です。確かな教え、称名念仏の教えを、与えていただいているのですから。

数珠の紐はだいたい正絹でできており、経年劣化で必ずいつかは切れてしまいます。ただ、切れる前には、ゆるゆるの状態になりますので、事前にわかります。数珠紐の交換は比較的簡単です。替え紐と少しの道具があれば、誰にでもできます。数珠紐の種類も多種多様で楽しく選べます。ご家族やお友達の分も替えて差しあげてはいかがでしょうか?喜ばれますよ。

 (第6組  雲観寺  青木 知和

8月号『六字城』HP公開のお知らせ

投稿日:

天満別院では昭和38年8月の創刊より毎月機関紙「六字城」を発行しております。

先日、8月号「六字城」を皆さまのお手元に届くよう発送いたしました。

また天満別院ホームページにも公開しました。下記のリンクからも閲覧いただけます。

皆さま是非ご覧ください。

693号(令和4年8月号)

8月3日、4日 暁天講座 開講のお知らせ

投稿日:

天満別院では8月3日(水)、4日(木)両日午前6時から1階講堂にて暁天講座が開講されます。

6時からの晨朝(おあさじ)後、6時30分頃からご法話となります。

御講師には、当院輪番  武宮信勝に『愚者になりて往生す』という講題のもと、お話しいただきます。

暁天講座は、夏の暑さを避け、早朝の澄んだ空気の中で親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えを共に聴聞いただく公開講座です。

尚、講座終了後には軽食を用意しています。(ご提供:太田石材店様)

皆様お誘い合わせのうえ、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。

8/20(土)第16回 てらこん2022inOSAKA 開催のお知らせ

投稿日:

コロナ感染症の影響でしばらくお休みしていたイベント形式の「てらこん」が2年半ぶりに開催されることとなりました。

参加資格は20〜50代の独身男女となっております。

参加費はお一人様1000円となっており、

参加申し込みの締め切りは2022年8月10日(水)までとなっております。

参加をご希望される方はてらこんネットワーク事務局までお申し込みお願い致します。

詳細は添付しております「てらこん2022年 案内チラシ」をご覧ください。

皆様のご参加お待ちしております。

てらこん2022年 案内チラシ

「Q&A」浄土真宗では『般若心経』をあげないのですか?

投稿日:

答え

 よく聞いていただきました。浄土真宗では『般若心経』は絶対あがりません。

『般若心経』は仏教のお経の中でも、もっとも有名なものです。三蔵法師玄裝が、インドの言葉から中国語(漢文)に、翻訳したことでも親しみがありますね。経文が短いということで、古くからよく使われるお経でもあります。写経や荒行、耳なし芳一の話にも出てきます。多くの宗派で祈祷時に読誦されるのは、大乗仏教の教えの根幹である、般若(智慧)に加えて密教的(真言)な色彩の強いお経だからでしょうか。

さて、浄土真宗で『般若心経』があがらないのは、親鸞聖人の師、法然上人のチョイスがあったからです。法然上人はたいへんな勉強家で、智慧第一と称されるほど、当時から有名なお坊さんでした。その法然上人がすべての経典を何度も読破した結果、覚悟をもって選ばれたのが、阿弥陀の選択本願念仏の教えだったのです。末法の時代、この教え以外にすべての人が救われる道はないと、革命的なチョイスをされました。これをさらに徹底されたのが親鸞聖人でした。このような経緯で、浄土真宗では、『般若心経』はもちろんのこと、浄土三部経以外の経典は読誦しないことが当然です。

(第6組  雲観寺  青木 知和

「Q&A」法事は祥月にすべきですか?

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答え

 

法事は一周忌、三回忌などにお勤めをする年忌法要のこと、祥月とは故人がお亡くなりになった同じ月日のことであり正式には祥月命日と言い、一般的に命日と言ったりもします。

本来の年忌法要は祥月命日に執り行うものでしょうが現状はそれよりも前にされる場合が大半です。それはご家族やご親族に様々な都合があるからです。あるご門徒さんが「うっかり祥月命日が過ぎてしまったので今回の年忌法要はやめようと思います」とおっしゃったこともありました。

では、なぜ祥月命日の後よりも前なのでしょうか?そこが一番の問題点でしょう。法事は遅いよりも早い、早いよりも当日が良いに決まっていると考えていることや、自分や家族に悪いことが起きないで良いことが起こるように先祖に見守ってほしいと思っていることなど、先祖や法事に対する考え方が間違っているのです。そもそも物事に良い悪いがあると思っているのは錯覚であると説かれるのが仏法です。

お身内の仏さまはみな諸仏といい、今生きている私たちに対して「阿弥陀仏にたすけてもらいなさい」と呼びかけてくださっているのです。それに応えて阿弥陀様に向き合い、教えを聴き、自分を知り、阿弥陀仏におまかせするしかないと再確認することが法事を勤める意味なのです。

このような理由で、法事はいつするのかとなると、出席者の都合を考えて適当な日に決める、でよろしいかと思います。

(第7組 本照寺 沖野 賴唯)

6月号『六字城』HP公開のお知らせ

投稿日:

天満別院では昭和38年8月の創刊より毎月機関紙「六字城」を発行しております。

本日、6月号「六字城」を皆さまのお手元に届くよう発送いたしました。

また天満別院ホームページにも公開しました。下記のリンクからも閲覧いただけます。

皆さま是非ご覧ください。

691号(令和4年6月号)