「Q&A」お脇掛けって何?

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答え

 お内仏の中央にいらっしゃるご本尊の左右に掛かっているお軸の事なんですけど宗派によってそれぞれ違いがあります。真宗では右は「帰命尽十方無碍光如来(十字名号)」左は「南無不可思議光如来(九字名号)」と言葉で表されています。よくご覧になっていただくと、どちらも蓮の華の上に書かれています。という事はどちらも仏様なんですけれども両方とも阿弥陀様の別名です。では、ご本尊は南無阿弥陀仏と六字のお名号になっていますが南無阿弥陀仏って一体何なの?ってところが正直な思い出はありませんか?実はお釈迦様の時代の言葉でナマス・アミターバ(アミターユス)・ブッタがお名号の源なのです。ナマスとは「委ねます」とか「お任せします」という意味で帰命とも訳されます。アミダはアミターバ(無量の光)やアミターユス(無量の寿)を意味するものです。ブッダは如来様の事です。すると帰命無量寿如来も六字名号と同じ意味を持つお名号ってことが見えて参ります。昭和時代の真宗のお坊様に金子大栄って偉い方のご遺訓に「言葉の通じないのが地獄、言葉のいらないのがお浄土(悟りの世界)、言葉の必要なのが人の世界。」と残してくださいました。それならば、と五劫思惟の末言葉の仏様になって下さったのが阿弥陀様です。言葉というのは念じるだけで私を奮い立たせる働きがあります。「ただ念仏してみだにたすけられまいらすべし」のお言葉が光輝き出します。

(第15組  大長寺  沼田 和隆)

10月 天満別院報恩講 厳修のご案内

投稿日:

下記の通り、天満別院報恩講を厳修致します。

10月3日(月)

・逮夜(午後1時30分)

法話 岐阜県 大垣市・長勝寺住職 沼 秋香師

講題 「願生浄土」

 

10月4日(火)

・晨 朝(午前7時)

・日 中(午前10時)

・結願逮夜(午後1時30分)

法話 岐阜県 大垣市・長勝寺住職 沼 秋香師

講題 「願生浄土」

 

10月5日(水)

・結願晨朝(午前7時)

・報徳会(音楽法要)(午前11時)

・結願日中(午後1時30分)

法話 岐阜県 大垣市・長勝寺住職 沼 秋香師

講題 「願生浄土」

 

尚、10月5日(土)の11時頃より、

NPO法人縁遊さんのご協力のもと、新鮮で豊富な種類の野菜が安価でお買い求めいただけます。

皆さまお誘い合わせ上、ご参拝くださいますようご案内申しあげます。

9月23日(金・祝)秋季彼岸会勤修のお知らせ

投稿日:

天満別院では、9月23日(金・祝)に秋季彼岸会 並 総永代経法要 兼 墓地納骨(物故者)追弔法要が勤修されます。

ご法話には、大阪教区第6組 願光寺  茨田 通俊 師にお越しいただき、講題「亡き人に出遇わば空しく生きず」についてお話しいただきます。

勤行開始のお時間は、13時30分となっております。

尚、今年度の彼岸の入りは9月20日(火)、中日が23日(金)、明けが26日(月)となっております。

2022年度 天満別院秋季彼岸会チラシ

 

「Q&A」お釈迦様をお内仏にまつらないのはなぜか?

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答え

 実は私も仏教を習い始めた頃に不思議に思っていました。確か、仏教はお釈迦様がご開祖だったはずだけども‥。それから、自分のご縁に従って真宗に出遇って勉強していくと「二尊教」って言葉が出て参りました。二つのものを尊いとするご宗旨でございます。おひとつはお釈迦様のことです。残り一つは、阿弥陀様のことです。更に私は混乱致しました。どちらも「如来」様です。経本にも、如来として登場されておりますので何が何やら解りません。いずれにしてもどちらも尊いお方なので、ご本尊は二つじゃないか、なんて訝しく思っていましたが「二河白道」と言う有名な比喩を習いました。紙面が限られているので詳しくは他の機会に致しますが、要するに白い道(仏道)があって「この道を真っ直ぐ進め」とお釈迦様の強い勧誘があって進んでいった先に「全ての衆生をすくう」とのお約束を頂いた阿弥陀様に出遇えるというお話です。お釈迦様の法(仏法)に従って進んでいくとお浄土(悟りの世界)に私どもが到達できるのです。その仏法というのが「お念仏を称えよ」との勧誘です。南無阿弥陀仏の六字名号そのものをご本尊としてこそ、真宗のみ教えが成就すると思います。お釈迦様がお勧め下さる極楽浄土へ願生するのが真宗門徒。

 (第15組  大長寺  沼田 和隆)

天満別院 お盆行事についてのご案内

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天満別院では、8月12日(金)から8月16日(火)までのお盆期間中、

墓地の開く時間が6時30分から、閉まる時間が17時となっております。

8時には墓地職員もおられますので、色花・線香等をお買い求めいただけます。

 

お盆行事についてのご案内ですが、

8月12日(金)、13日(土)両日、同朋会館(講堂前)にて墓前申経を受け付けております。

(14、15日も、お墓に僧侶が控えておりますので、墓地事務所へお越しください。)

墓所墓前申経の受付時間は、9時〜17時(最終受付は16時30分)までとなっております。

 

8月12日(金)には、9時から合祀墓追弔会が行われます。

翌13日(土)には、13時30分より盂蘭盆会が勤修されます。

御法話には、大阪教区 第12組 清澤寺  澤田  見師にお越しいただき、「逆さまなのは誰なのか?」についてお話いただきます。

皆様どうぞお参りくださいますようご案内申し上げます。

「Q&A」数珠の紐が切れました。悪いことが起きないか心配です。

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答え

 安心してください、あなたの身に何が起こるかわかりませんが、数珠の紐が切れたことがその直接の原因とは考えられません。

「茶柱が立つと縁起が良い」「四つ葉のクローバーを見つけると幸福になる」「友引の日には、友を引くといけないから、お葬式はあげない」などなど、ちまたには縁起をかつぐこと(噂)があふれています。それらは根拠がある確かなことでしょうか?そのようには思えません。ただ、今日の運勢やラッキーカラーなど、チョットしたアドバイスが、あなたの行動を変え幸運が巡ってくることがあるかもしれません。

阿弥陀の教えによれば、そのようなことで一喜一憂しないことが大切です。確かな教え、称名念仏の教えを、与えていただいているのですから。

数珠の紐はだいたい正絹でできており、経年劣化で必ずいつかは切れてしまいます。ただ、切れる前には、ゆるゆるの状態になりますので、事前にわかります。数珠紐の交換は比較的簡単です。替え紐と少しの道具があれば、誰にでもできます。数珠紐の種類も多種多様で楽しく選べます。ご家族やお友達の分も替えて差しあげてはいかがでしょうか?喜ばれますよ。

 (第6組  雲観寺  青木 知和

8月号『六字城』HP公開のお知らせ

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天満別院では昭和38年8月の創刊より毎月機関紙「六字城」を発行しております。

先日、8月号「六字城」を皆さまのお手元に届くよう発送いたしました。

また天満別院ホームページにも公開しました。下記のリンクからも閲覧いただけます。

皆さま是非ご覧ください。

693号(令和4年8月号)

8月3日、4日 暁天講座 開講のお知らせ

投稿日:

天満別院では8月3日(水)、4日(木)両日午前6時から1階講堂にて暁天講座が開講されます。

6時からの晨朝(おあさじ)後、6時30分頃からご法話となります。

御講師には、当院輪番  武宮信勝に『愚者になりて往生す』という講題のもと、お話しいただきます。

暁天講座は、夏の暑さを避け、早朝の澄んだ空気の中で親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えを共に聴聞いただく公開講座です。

尚、講座終了後には軽食を用意しています。(ご提供:太田石材店様)

皆様お誘い合わせのうえ、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。