8月4日(金)、5日 (土) 暁天講座 開講のお知らせ

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天満別院では、

8月4日(金)、5日(土)両日午前6時から1階の講堂に於いて暁天講座が開講されます。

6時からの晨朝(おあさじ)が勤まり、その後、ご法話となります。

御講師には、当院輪番  武宮信勝に講題『求道者への誕生』のもと、お話しいただきます。

暁天講座は、夏の暑さを避け、早朝の澄んだ空気の中で親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えを共に聴聞いただく公開講座です。

尚、講座終了後には軽食を用意しています。(ご提供:太田石材店様)

皆様お誘い合わせのうえ、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。

7月27日(木)定例法話 開催のお知らせ

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天満別院では、7月27日(木)13時30分より本堂に於いて定例法話が開催されます。

御講師には、善福寺  野村  正示 師をお招きし、

講題「よろこんで楽に生きる」についてお話しいただきます。

皆様お誘い合わせのうえ、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。

7月 定例法話 ご案内

「Q&A」家族葬が当り前になりました。以前のようにもどすべきでしょうか?

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答え

 もどすべきです。なぜなら、弔問を、葬儀の参列を遠慮してもらうこ とで失われたものがいくつかあるか らです。経済的な事情や様々な背景 がある事と思いますが、世間に倣う必要はありません。

ひとつは、喪主のあいさつです。 弔問して下さった皆様へのお礼の言 葉、そこに含まれる亡き人の生き様 を発信する機会が失われました。縁深い方が喪主の役を担います。言葉 やその響きに亡き人との別れを、出会い直す場へと転換し続ける大事な最初の機会が喪主の言葉の響きに込められているのではないでしょうか。

もうひとつは、亡き人の仕事を奪っているということです。亡き人=仏さまの仕事は、出会いの場をつくることです。親の葬儀で、親の友だちが来てくれても知らないし対応できない、という話を聞きます。子である私の知らない親の話を教えてもらう場でもあるのです。そして、法事もそうですが、喪主が呼びかけて、参列者が来るのではなく、亡き人のはたらきによって、葬儀や法事に人々が集い、語り合う場が生まれるのです。家族葬にして大切なものを見失っているように思います。どうか、仏さまの仕事(人と人とが出会う場の創造)を奪わないで下さい。

(第13組    即念寺    洲﨑    善範)

6月5日(月)同朋の会 開催のお知らせ

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天満別院では、6月5日(月)13時30分より同朋の会が開催されます。

活動内容としましては、藤田美術館に見学を予定しております。

その後、近くでお茶を予定しております。

皆様お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

参加希望の方は事前に天満別院までご連絡くだされば幸いです。

尚、参加費は千円となっております。

またご不明な点がございましたら下記までごお問い合わせください。

TEL:06ー6351−3535

「Q&A」私が生まれた理由はなんでしょうか?

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答え

今年、「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を迎え、慶讃テーマは「南無阿弥陀仏  人と生まれたことの意味をたずねていこう」となりました。今から50年前「宗祖親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年慶讃法要」のテーマは「生まれた意義と生きる喜びを見つけよう」でした。よく似た言葉です。この50年間、そして、これからも、私が生まれた理由はなんでしょうかと、語りかけられているようです。

なにひとつ選びとれずに生まれてきたはずなのに、生み落とされた状況を受け入れるために、たとえば、虐待をしてしまう親の元に生まれたのは、あなたは親を虐待の連鎖から救うために生まれてきたのよ、といった真実のすり替えをよく耳にします。

私が生まれてきたのは、だれかのために、なにかをなしとげるため、ではなく、なによりも先ず、愛されるために生まれてきたのです。無条件に愛してくれる存在を親と言うなら、虐待を悲しいかなしてしまう親を親とは呼べないでしょう。そういう意味で阿弥陀様を私たちは親様と言い換えることがあります。

無条件に愛してくれる存在と出遇うために、だれとも違う個性をもった存在として〝いのち〟を受け継ぎ私は生まれてきたのでしょう。

あなたはあなたのままですばらしい・・

そんな呼びかけに出遇う時、生まれてきてよかったとはじめて言えるのです。

(第13組    即念寺    洲﨑    善範)

「Q&A」ペットが亡くなりました。どうすればよろしいでしょうか。

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答え

日々ご一緒に過ごしてこられたペットとのお別れは大変つらいことと思います。家族の一員として、どんなときも純粋なまなざしを飼い主のあなたに向けてきたことでしょう。本当にかけがえのない思い出はたくさんおありだろうと思います。心静かに「ありがとう」と手を合わせてください。お別れの儀式は人間の場合と全く同じにはできないとは思いますが、火葬されたあと、お骨を持ち帰り静かな場所においてあげ てください。そしてご縁のあるお寺 にご相談してはいかがでしょうか。限りのある命を生きて私たちと過ごしてきたぺットに感謝する「時 間」を作ってみてもいいでしょう。ぜひこの機会に自分の命について も考えてみてください。限りがある命を受けて私が今ここに生きているというかけがえのなさに心を向けてみましょう。ペットの面影とともに命の大切さを考えてみてはいかがでしょうか。

また、ペットは人間のように煩悩はないといいます。常に純粋な心を教えてくれていたと思います。お腹がすいたら食べ物を欲しがり、眠くなれば眠ります。ペットは人間が好き嫌いや自分の都合で悩み苦しんでいるという事を教えてくれてたのでしょう。ペットからの純粋な心を取り戻してほしいという大切なメッセージを聞いていきたいものです。

(第14組    本行寺    小谷    淳也)